きのう日記

ときどきしれっと昨日のことを今日みたいな感じで書く

2023年は文章の練習!

私は今年で32になる。

大学2年とか3年の頃にTwitterを始めて、「好きな有名人と繋がれるなんて!」と、とてもドキドキしながらフォローしたりツイートしたりしていたと思う。
大学を卒業したのが2014年で私は上京するのだけれど、そこから4年間の人間関係、友人などはTwitterから始まったと言ってもいいかもしれない。

上京してすぐくらいに出版社でインターンを始めたのだが、それもTwitterで知った情報。

そして生活費をとりあえず稼ぐためのバイト先を見つけられたのも、Twitterで出会った人が口利きしてくれたから。

同じようなタイミングで映画のクラブ活動みたいなものも始めたのだけれど、それもTwitterを通してつながった映画批評家の方が縁だった。

その頃は「若いんだし、とりあえずなんでもやってみよう」という気持ちが強く、なんとなく有名な人にも会ってみたい時期だった。

そしてまたTwitterを通じて何かの雑誌の相談コーナーに応募し、リリーフランキー吉田豪に会って「なんかこの人たち目が怖いな、今後一生会わなくていい」と思った記憶がある。
「なんか相談しないと損な気がする!」みたいな、安売りセールで血迷うみたいな、相談することも無いくせに無理に相談内容を考えるということは時間の無駄だなと思った。

今思えばTwitterはとても輝いた出会いの場で、今もずっと連絡をとるような友人に出会うことができたのもTwitterを通してだった。

その時期私は香水にとても凝っていたため、香水についての情報収集や記録にもTwitterをよく使ったいた。

しかし、香水を好きな人で、尚且つTwitter上で形成されている人間関係「これ買った」報告のようなものが苦じゃない人たちのコミュニティというのは気軽な「セイハロー!」みたいな感じでもなく。

誰が何を持っていて、誰が何を使っているからセンスがいいだの悪いだの、誰が香りを真似して云々など、ややジットリした人間模様を見て過剰に反応してしまい、ある時期にTwitterを全部ストップしてしまったのだった。

Twitterをやめる直前というのは、自分は全然フォローしていないのに、気づくと1日1人くらいのペースでフォロワーが増えていき、何か投稿すると自分が認識もしていないような人たちからすぐさまイイネがつくような感じで、何か見張られているような気味悪さがあって疲れてしまったのだと思う。

そこからは隠遁モードに入っていくのだけれど、しばらくアカウントを休止→削除したのち、また新しいアカウントでTwitterを始めたが、それからはなるだけ人の目を引かないような「訳のわからない日本語」を意図して使うようになった。

旬なテーマ、どこの映画館に行ったかがわかるような映画についてはなるだけ投稿しないとか、行ったコンサート情報も基本は書かない、書くにしても時間差で書くとか。

鍵アカにしたらいいのでは?という考えもあるけれど、鍵をかけるという行為は、なんだかあの頃の戦い(なんだ?笑)に負けた気がして嫌なんだよな。笑
気味が悪い、鍵はかけたくない!とかなんとか言いながら、それでもTwitterをまた始めているのだから私のツイ廃ぶりもなかなかである。笑

そう、そしてそんなわけで出来上がったのが今の私の文体であり、自分にしかわからない暗号のようなブツ切りの文章。
ちょうどTwitter再開と時を同じくして、タロット日記も自分でフィジカルに始めたもんだから尚のこと自分にしかわからない、自分にだけフックがかかるようなキーワードを散りばめるみたいな書き方が染み付いてしまった。

さて、時は2023年1 月。
明けましておめでとうございます!
そして私は今年できたら長めの文章の自費出版をできたらいいなと考えていて。
ここ何年かはまとまった文章を書いておらず、自分にしか理解できない寝言のようなものしか書いていなかったにも関わらず、心の中では「いや、ちゃんと真面目に書いたらそれなりに書けるはず!」と思い込んでいたのである。うーん恥ずかしい。

最近、ちょっと書いてみるかと思ってGoogleドキュメントを開けてみたが、本当に書き出しも書けない、苦笑するしかない。

ということで、今年は長い文章を丁寧に書く練習をしようと思うのです。

もう自費出版企画のほうは走り始めているけれど、同時進行で何か勘みたいなものを思い出せたらいいなとソワソワ考えている。

人間、変な文章ばっかり書いていたら、本当に変な文章しか書けなくなるんですよ!そこのおお姉さん、注意してくださいね!

ああ、、、なんか大学のゼミ?クラブ活動?みたいなものに潜りこもうかな、、、とほほ。